SYNC.INCは、様々な実行領域で個人の意志を現実に変える選択肢と機会を社会に増やします。

by SYNC.

005

2024~2026
ひらゆさくら祭り

Client : 株式会社ナガセスッポン養殖場

Produce

Branding

プロジェクト概要

「ひらゆさくら祭り」は、標高1,250mの高地に位置する奥飛騨温泉郷・平湯において、“遅れてやってくる春”を地域資源に変えることを目的に企画された花見イベント。
主催は地域貢献を掲げる株式会社ナガセスッポン養殖場(代表:長瀬麻美子氏)、総合プロデュースは株式会社SYNC.が担当。
2023年10月から始動したラジオ連動企画「ひらゆさくら presents 流れ星のそんでもやるんやさ」の最終回に合わせて、2024年4月28日に第1回イベントを開催。
当日は、流れ星☆をはじめとしたお笑いライブやダンスステージ、地元アーティストによる演奏など多彩なプログラムが展開され、来場者数は約700名を記録。平湯エリア史上最大規模の花見イベントとなった。
主催者が7年前から育ててきた7種・約500本の桜が満開を迎える中、観光客も地元住民もその遅い春の訪れを楽しみ、写真を撮ったり、思い思いに過ごす姿が広がった。
そして翌年の2025年には、来場者数は2,000名を突破。前年比約3倍のスケールへと成長。
イベントとしての定着と広がりを見せつつ、“平湯の春の風物詩”としての確かな一歩を踏み出している。

プロジェクトの目的・ゴール

クライアントと議論しながら掲げた狙いは、奥飛騨温泉郷平湯の新たな観光名所としての“ひらゆさくら”を活かし、春の平湯に新たな集客と認知の波をつくること。
売上単体ではなく、「平湯にこんな桜の景色があったんだ」と気づいてもらうことを重視していた。
我々SYNC.としては、桜そのものではなく「桜があるから集まる“場”」としての価値を設計。
エンタメ性のあるステージ構成、地域と連動したメディア施策、ラジオ番組とのクロスメディア展開などを通じて、“わざわざ行きたい花見イベント”としてのブランド化を成果イメージに据えた。

施策のポイント

「ひらゆさくら祭り」では、単なる花見イベントの枠を超え、“桜+エンタメ+地域資源”を掛け合わせた新しい春の祭りのかたちを設計した。
中でも特筆すべきは、100名超のダンサーが参加する大規模ダンスコンテストの実施。
賞金総額は日本国内の地方ダンスイベントとしては異例の水準であり、東海圏を中心に全国から本格派ダンサーたちが集結。
出演希望が殺到する人気企画へと成長し、2年連続開催を経て、東海エリア屈指のダンスイベントコンテンツとして確立された。
加えて、フードフェスとしての充実度も大きなポイント。総勢15台のキッチンカー/フードトラックが出店し、地域の飲食シーンと観光客の“食欲”を同時に満たす空間を演出。
桜とグルメと音楽が並ぶ、滞在型のお花見体験を実現した。
そして、流れ星☆やどぶろっく、リンダカラー∞などによるお笑いライブ。
ジャンルも所属事務所も問わず、会場の雰囲気や地域性に合わせた精度の高いキャスティングを行い、主催・来場者・出演者からも「キャスティング力がすごい」と高く評価された。
ダンス×グルメ×笑い×桜という異なる要素をひとつの空間で有機的に成立させたこの祭りは、「地域資源の再発見」と「新たな春の目的地」づくりに大きく貢献している。

成果・反響

2024年の初開催では、約700名の来場者を記録。平湯史上最大規模の花見イベントとしてスタートした。
そして2025年には来場者数が2,000名超へと成長し、前年比約3倍のスケールに拡大。
SNSでも「こんな場所に桜があるなんて知らなかった」「笑って泣けた最高のイベント」といった投稿が多数見られ、奥飛騨の春のイメージ刷新に貢献した。

現在は、2026年開催に向けて地元の宿泊業者・観光協会・民間企業との連携も拡大しており、地域全体を巻き込んだ“春の新定番”イベントとして定着しつつある。